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僕のレースウィークは金曜日からコース入りしました。
金、土と良い天気で、
今年から導入されたADVANタイヤのテストも
まあまあのタイムを出せました。
カートの全日本の場合、練習では情報が錯綜し、
エンジンやタイヤの温存を図るドライバーが居たりと
けっこう神経戦がシビアなのですが、
S-FJは上を目指そうとする同じような若い人たちが、
ひたむきに頑張るカテゴリーのためか、
それぞれが一所懸命な感じでした。
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土曜日の夜から春の嵐が吹き荒れ、
強風の中レース当日を迎えました。
朝のうちは強風と大雨でしたが、
予選の始まるころには雨もやみ、
ドライコンディションでのレースとなりました。 |
この日は全部で15台、
僕のゼッケンは63番なので10番目にコースインします。
まだ雨の跡は残っていますが、
走行ラインはドライでした。
20分間のタイムトライアルでは、
今まで練習してきたヘアピンのブレーキングポイントと、
ダンロップコーナーの入り方に注意して、
とにかくタイムを出すことに集中しました。
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3周目あたりでまずトップタイムを出しましたが、
タイヤに熱が入ってくるにつれて
他のマシンも1分を切るタイムを出してきます。
だいたい僕を入れて6台くらいで
トップタイムを入れ替えて行きます。
14周目に僕がコースレコードとなる58秒788をマーク、
ポールポジションを獲得しました。 |
ピットに戻ると、
たくさんのメーカーやプレス関係者の人が僕を取り囲みます。
ルーキーでポールを獲れたので、
注目度が上がったのを感じました。 |
決勝は午後から、
僕よりも両親のほうが緊張していました。
今日のレースアナウンサーも
カート時代からお世話になった方で、
レース中も僕のことを
たくさん紹介して下さり、テンションが上がります。 |
1番グリッドからのスタート、
スタートはあまり練習していないので
少し不安がありました。
5秒前からエンジンの音が高くなります。
シグナルがブラックアウトしてうまくクラッチをつなげました。。 |
2速にシフトアップしたときわずかにタイミングがずれ後続の2台にかわされます。
1コーナーは3位で通過、
だんご状のまま最終コーナーで前のマシンが寄せてきて接触、
僕のフロントウィングを踏みつけて壊しました。
そのままその人はタイヤが裂けてリタイヤになりました。 |
ダウンフォースを失った僕は、
フロントウィングが路面に当たるカラカラという音をさせながら、
それでも前を追って周回を重ねます。
壊れたマシンでファステストラップを連発しながら
少しずつ間隔を狭めますが追いつきません。
結果2位フィニッシュでした。 |
デビュー戦としては120点の出来と
監督にも大変ほめていただきました。
僕もうれしい気持ちで終えることができましたが、
やはりポールトゥウィンが出来なかったことは
少し悔やまれます。
久しぶりに感じた緊張感、
やっぱり僕はレースの世界で生きていくことを強く感じました。
次戦は5月5日になります。
応援よろしくお願いします。
中村
ひかる |